前職:旅行代理店営業
この業界で地位を築く
今まで旅行代理店の営業をずっとやっておりまして、基本的に飛び込み営業がメインだったんですけども。やはりどうしても、数字を求められるプレッシャーが精神的にも厳しくて。営業っていうのは、やったからこそ数字が伸びるっていうものでもなく、運の要素も非常に強くて。時期だとかタイミングなど相まって初めて仕事が取れる部分が多く、努力がそのまま報われるということもありませんでした。私自身は一生懸命努力はしてきたつもりではあったんですけども、会社から与えられる「数字へのプレッシャー」と「訪問件数を増やさなければいけない」事で肉体的にも精神的にもきつかった。
また、繁忙期になってくると、終電で帰れればマシな方で、ビジネスホテルやネットカフェに泊まる日も多かったです。当然、宿泊代は自費になります。業界の性質上、残業代はなく仕事が終わらない人は土曜日も日曜日も出社して終わらせるというような事があったので転職を意識しました。
旅行代理店を辞めて1ヶ月くらい他の風俗店にいたのですが、その店がいわゆる「振替店」だったのです。(※振替店とは写真とはまったく違う女性を派遣する悪質・詐欺店舗)それが嫌で前の店は辞めました。でも、前職がサービス業だったのもあり同じ人と接する事の多いサービス業であるフーゾク業界には興味がありました。
それに前職の旅行代理店はインターネットの価格競争に負ける事も多くネットで情報を集められると困ったのですが、フーゾク業界はインターネットを駆使して情報発信する世界なので真逆の世界に行こうというのもありました。
フーゾク業界ですが正直いいイメージを持ってる人ってほとんどいないと思うんですね。どっちかというと暗いイメージで、怖い上司がいて縦社会のイメージを持ってたんですけど。実際入ってみると、みんなでひとつのものを創りあげていく姿勢や、ミスがあったら皆んなでカバーする所が一般の会社より会社らしいかなと思いました。一般の会社だと、そこまでやり遂げてはいないかなと。ひとつの課としてはやってるかもしれないですけど、会社全体としてベクトルの方向性を見出してる所ってベンチャー企業ぐらいなものだと思います。
それに、インターネット媒体を使って頑張ればこれからも伸びる業界ですし、そこで自分も力を発揮できれば将来的に金銭的な部分含めて幸せになれるのかなと思いました。
まだ明確なビジョンはないですが将来的には独立も視野に入れたいです。また、今の会社である程度の地位を築きたい。しかしまだ入社して1ヶ月位なので足りない部分は多いです、例えば人相手の商売だと気遣いや心遣いっていうのが非常に重要だと思いますが、今までやってこなかったもので、すぐできるものではなくて意外と気付かない事が多く、昨日はできても今日はできなかったとか、今日できても明日できるかっていわれたら、実際、体に染み込ませないとできないな、っていうのは感じてます。
男性であれば、1度はフーゾク業界でお客様としてお世話になったりする人はいるとは思うのですが「表向きの顔と裏向きの顔が全く違う」というふうに思ってるかもしれません。でも、むしろ風俗業界の方がきっちりと時間で終わるといった部分があると思います。上司が帰らなければ帰れないなど会社っていうのは数多くあると思うんですけども、そういった風潮は全くないと。時間がくればおしまいという、はっきりとしている部分があるので、むしろ自分の時間を有意義に持ちたいという方にはオススメできるかなと思います。